南区学習塾 横浜修学館  公立中高一貫校受験の思い出1

2020/03/17 ブログ
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 公立中高一貫校受験の思い出1●

 

 今日から公立中高一貫校受験の思い出を1年ずつ書いていこうと思います。だいぶ昔のことなので思い出しながらやってみます。

 最初に僕が公立中高一貫校受験クラスを持ったのは2009年でした。西武池袋線沿線の教室で室長から「やってほしい」言われましたが、当時僕は、公立中高一貫校の存在さえ知りませんでした。室長は、「公立中高一貫校の受験は私立とは全く違う、どうしたら合格させられるのかを分かっている先生はまだいない、隣の駅の教室で去年初めて合格者が出たばかりなので、逆に気楽にやってくれていいですよ」言いました。都立大泉中の第一回目の適性検査を迎える年でした。

 室長から、適性検査には作文が出るのでその準備を十分にしておいてほしいといわれ、文章を書くのが好きな僕はうれしく思いました。文章は、文章を書くのが好きな人から教わったほうが上達するからです。期待通り生徒は作文が上達してうくれました。そして、それが功を奏したのかがわかりませんが、奇跡的に大泉に一人合格させることができたのです。Yさんという小柄だけど芯の強い女の子でした。合格を知ったとき室長は「まじかあ」を連発していたのをよく覚えています。

開成中とか麻布中と難関校の受験とは無関係だった自分が、そういう学校の合格者を出せたことで、なんだか不思議な気持ちになると同時にこれは面白いと思いました。あれから11年毎年発表の日を楽しみに受験指導をしています。