南区学習塾 横浜修学館 公立中高一貫校受験の思い出4
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公立中高一貫校受験の思い出4●
今回は公立中高一貫校受験で初めて味わった挫折のお話しです。2教室合わせて4名の合格者を出せた2011年の翌年と翌々年つまり2012年と2013年の僕の教室の合格者はゼロでした。2年続けてゼロというのは僕自身も教室もかなり応えました。
2012年は僕が文系担当、もう一人の理系担当の先生は学生でした。学生の先生だからどうというのではなく、その先生はとても頭のいい人だったのですが、適性検査向きの頭の良さではなく、どちらかというと私立受験の算数の方が得意という感じでした。僕の働いていた大手の塾では定期的に適性検査の模擬テストがありますが、そこでの僕らの生徒の成績の結果も、文系に比べて理系は点が悪いことが多々ありました。そして結果は10名近くいた全員が不合格というさんざんな結果でした。試験を終えて戻ってきた生徒に聞いたところ皆理系の問題が解けなかったと言っていました。
これではいけないと思ったのか室長は、翌年何と僕を理系に回して、文系にやっぱり学生の先生を配置しました。残念なことにその先生は文章を書くのがあまり得意ではなく、生徒の作文力は一向に上がりませんでした。また、僕も文系の方が得意だったので生徒の理系の力もあまりつかず、結果全員不合格になりました。
前回も書きましたが、公立中高一貫校受験でネックになるのは理系の指導です。僕が働いていた大手の塾の大勢の先生の中にさえ、理系の指導を極めた感じの先生はいませんでした。適性検査の理系には先天的な理系頭を持っている生徒さんしか解けないような問題が出題されるために、先生の受験指導がとても難しいのです。運動が苦手な人に器械体操の指導をするようなものです。ただ、言い訳ばかり言っているわけにはいきません。横浜修学館ではできるだけ早く、適性検査理系の指導を極めたいと思っています。
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