南区学習塾 横浜修学館  公立中高一貫校受験の思い出5

2020/03/25 ブログ
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   公立中高一貫校受験の思い出5 ●

 

 前回は失敗してしまった話をたくさんしました。今回は、上手く行った年の話をしたいと思います。

 2013年までは東京の教室で働いていましたが、2014年からは神奈川県に戻りました。主に、川崎校や南武線の沿線の教室で市立川崎受験の生徒さんを持っていました。前回も書いたと思いますが、市立川崎は文系寄りの学校で作文が重視される校風です。僕は俄然やる気が出てきました。作文の指導に自信を持っていたからです。しかも、バディを組む理系の先生は理系的なセンスのあるとても優秀な先生で、生徒たちの理系の成績もだんだんと上がっていきました。僕の作文の授業も評判がよく、ある女の子の生徒さんのお母さんとお話ししたときに、「6年生になって大井先生に代わってから作文が上手になりました」とお礼を言われました。

そして結果として、10名中7名の合格を出すことができました。僕にお礼を言ってくれたお母さんが発表の日生徒さんと二人でお礼に来てくれて、泣きながら「ありがとうございました」と言ってくれたことは今でもはっきり覚えています。今でもそのご家庭に電話を掛けると丁寧に対応してくれます。その女の子からも「時がたつほど受かってよかったってしみじみ思います」と言ってくれます。受かるのと落ちるのでは、人生ががらりと変わるものです。