南区学習塾 横浜修学館 公立中高一貫校受験の思い出6
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公立中高一貫校受験の思い出6●
2014年は、奇跡的にたくさんの合格を出すことができました。でも、毎年そんなにうまくいくものではありません。2015年は二人の合格を出すことができましたが満足のいく結果ではありませんでした。クラスにとても発表の好きな女の子がいました。その子は僕の話を聞いて知識を得ることより、自分の知っていることを僕に話すことの方が好きな子でした。僕としては、できるだけ僕の知っていることを吸収してほしいと思うのですが、自分のことを話すのをやめようとはしませんでした。さらに作文の内容も誰かの言ったことをまねして書くなど自分の考えが入っていませんでした。
公立中高一貫校では作文と面接を重視します。それは、その二つで生徒さんの人間性を知ろうとしているためです。誰かの受け売りの作文では通用しないのです。結果、その子は不合格でした。
もう一人その子と仲のいい女の子がいました。その子は作文に自分の考えがきちっと入っていましたが、どちらかと言うと自信家で11月ぐらいにある程度成績が出るようになると、もう受かったかのような気になり勉強に対して真剣さが少なくなりました。そういう雰囲気は毎回教えているとはっきりとわかるものです。ある日、目に余り「もう受かった気でいるのか。受験は発表まで何があるかわからないんだから、絶対に油断するな!」と僕はクラス全体にかみなりを落としました。
そんなことが功を奏してかはわかりませんが、その子は無事受かることができました。
受験は生徒さんの一生を左右する大問題です。その日怒ることをめんどくさがってしなかったことで受験に失敗したら、その子にも月謝を払ってくださっている保護者の方に申し訳ありません。だから僕は、できるだけ我慢をした後、目に余るときにはキチンと言うようにしているのです。
もう一人の合格の男の子は優等生タイプで、僕やほかの先生の言うことをきちんと聞いて用勉強してくれていました。その子は受かりました。結局、まじめに一生懸命勉強していた生徒しか受かることはできないのです。
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