南区学習塾　横浜修学館　公立中高一貫校受験　要旨のまとめ方1 | 南区にて現在展開中の学習塾ではスタッフによるブログを日々更新しています

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  適性検査の文系に出題される問題は、①読解問題、②要旨のまとめ方、③資料の読み取り、　④作文の４つです。

　①は学校の国語の時間に勉強したり、テストに出てくる普通の問題です。②は文章の要旨をまとめる問題です。③はある資料が提示されその資料から読み取れることを書く問題です。④は作文です。今回からはこの４つについてお話をしたいと思います。今日は、②の要旨のまとめ方です。

　要旨というのは、筆者がその文章の中で一番言いたいこと、筆者がその文章を読んでくれた人に対して一番言いたいことです。この文章もそうですが、文章というのは筆者が何かを言いたくならなければ書かれることはありません。何も言いたいことがないのに文章を書く人はいないと思います。ですから、文章には必ず筆者が言いたいことが書かれているものなのです。それは、一つとは限りません。二つも三つも言いたいことがあり文章を書く場合もたくさんあります。

　では、どこに書いてあるのでしょう。それを考えるとき、あなたが誰かに何かを言う場合を思い出してください。これこれこういうことがあったんだ、だから自分はこう思う、という場合。もう一つは、自分は、こう思うんだ。それはね、これこれこういうことがあったから、あるいはこういうことを聞いたからなんだ、という場合です。つまり、一番いいたいことは文章の最後にあるか、最初にあるかです。ただ、ここで気を付けないといけないのは、言いたいことが複数ある場合は当然その言いたいことは途中に出てくることになります。

　どうでしょう、わかっていただけたでしょうか。次回は、もう少し具体的な要旨のまとめ方のお話をしたいと思います。