南区学習塾 横浜修学館 公立中高一貫校受験  作文の書き方2

2020/04/18 ブログ
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●南区学習塾 横浜修学館 公立中高一貫校受験

 作文の書き方2●

 

 前回に続いて今回も作文の書き方のお話をします。公立中高一貫の適性検査で出題される作文の課題は、例えば「あなたが今までに精いっぱい頑張った経験とそのことで得たものを具体例を入れて書いてください」などと言うものです。こういう課題の作文を出されて、そのとき仮に書けないとします。でも、誰か書けている人の作文があって、それを真似して書くことができたとしたら、とりあえずこの課題の自分の作文として仕上げることができます。そして、一回仕上げることができれば、二回目に同じような課題で出題されたとき、きっと前に書いた時のことを思い出して書けるはずです。そうした課題を例えば過去3年間に出題された課題を全て本番までに一度書いておけば、当日同じような課題が出題されその課題に対して作文を書きあげることができるわけです。

 どうでしょう、どうやって作文をクリアするかお分かりいただけたでしょうか。もう一度言うと、たくさんの課題の作文を書き、その内容を覚えておくということです。ただ、実際にやってみるとこれはとても大変な作業です。だいたい、クリアしなければいけない課題が、まあ50個と思ってください。50個をクリアすると、後は似たような内容の課題なので、コツがつかめてくるのでどんどん楽になっていきます。僕の授業では6月ぐらいのできるだけ早い時期までにこの50個をクリアしてもらうことにしています。ここで一番の問題点は「具体例」です。適性検査の時間は45分で、その時間内に「なんの具体例があるかなあ・・・」と考えている時間はありません。ある課題が出されたら5秒以内に具体例が出てくるようにしてく必要があります。そのためにたくさんの準備が必要なのです。そういう準備をしておくことで作文をクリアでき、理系など他の準備に時間をさけるのです。

 以上が文系の具体的な準備方法です。どうでしょう。わかっていただけましたでしょうか。

次回は理系のお話をしたいと思います。