南区学習塾 横浜修学館 公立中高一貫校受験  大手塾と個人塾

2020/04/22 ブログ
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●南区学習塾 横浜修学館 公立中高一貫校受験

 大手塾と個人塾●

 

 今日は大手塾と個人塾についてお話ししたいと思います。横浜修学館は個人塾なので、できるだけ個人塾目線にならないように公平にお話しするようにしましょう。

 まず、その前に、大手塾の場合の集団授業と個別授業の違いをお話しします。集団授業は先生一人に対し5~10人ぐらいのクラスで、全員が同じテキストを使い同じ科目を同じ内容で授業をします。一方、個別授業は先生一人に対し生徒さんは2名で、それぞれ生徒さんが別々の科目を学習する、いわば家庭教師です。この二つはそれぞれにいい点悪い点があるのですが、わかりますか? 集団授業の悪い点はわかると思います。一つは、理解できない、わからないところがそのままになって先に進んでしまうところ、もう一つは、休んだときその授業を受けられない点です。僕がいた大手塾では、例えば急な発熱など当日連絡での欠席の場合、原則として補講は行っていませんでした。ただ、僕の場合、特に数学の授業の場合は、1回授業が抜けてしまうと、その次からの授業がわからなくなってしまうので、その分の時給は発生しないのを承知して室長に無理を言って補講をやらせてもらっていました。。集団授業にはそのような欠点があるのです。

 個別授業の場合は分からなければ何度でも先生に質問できますし、休んで先に進んでしまうということはないのですが、個別授業にもやはり欠点があります。それは、競争心が生まれないということです。人は、実は一人よりも大勢の中で何かをした方が高い実力を発揮できます。隣に座っている友達に負けたくないと思う気持ちが、実力をアップさせるということが確実にあります。そして、もう一つ、実は塾に来る生徒さんは、授業だけを目的としていません。友達とのおしゃべりを実はすごく楽しみにしているのです。塾に来る生徒さんは当然ある程度頭のいい生徒さんです。ですから、学校の友達とは違う会話が楽しめているようです。この点が個別授業では得られません。これが個別授業の弱点なのです。また、集団授業にせよ個別授業にせよ、大手塾の場合、先生の全員がプロではなく、学生の先生もいます。学生の先生がいけないとは言いませんが、やはり、経験値というのは授業の質に大きく影響すると僕は考えます。

 個人塾の場合、少人数制なので、大手塾の集団授業に見られる欠点はありません。また、友達もいるので個別授業の弱点も克服できています。では、個人塾の欠点は何でしょう。考えられることとしては、情報の収集力の弱さがあります。大手塾の場合、たくさんの先生がいるので、先生同士で情報を交換、共有できますが、個人塾は基本先生は一人なので、その情報集能力は限られてきます。もう一つあるとすれば、先生の個性がもろに生徒さんへ伝わってしまうところでしょう。あと、保護者さんから見れば、何かのときの責任の所在も大手塾に比べて心配かもしれません。横浜修学館ではそのようなご心配を少しでも軽減するために、僕の動画をアップして、授業のスキル、人となりを理解していただくようにしています。